CDP−X5000購入&試聴レポート

cdp-x5000.gif ←これが、21世紀になってから最初に買ったAV機器。SONY製の「CDP−X5000」です。 実はこのCDプレーヤーは隠れた逸品でして、SONYのエンジニアの方が200万円もするCDプレーヤーの製作を手がけた後、 自分用に小型で高音質のCDプレーヤーを作りたいと思い、製作途中で営業の方が「これを商品化しましょう」と言う事で 1995年に世に出てきた逸品です。 このプレーヤーの特徴は、一見して神々しく見える洗練されたデザインの他に、オプションとして用意されている「リッド」(蓋)や「スタビライザー」(2種類) などを使い分けると、音色が変化して、非常に楽しめるモデルです。もちろん、ユーザーによっては、インシュレーターなどを 使ってみるとか、電源ケーブルや、オーディオケーブル、デジタルケーブルなどのグレードを変えてみても音色は変化するそうです。 私はまだケーブルには手を出していませんが・・・。 発売から6年目にして、ようやくこのモデルを私も手に入れましたが、購入と同時に「生産完了」の話を聞きまして唖然としました。 なんで、こんなに素晴らしいCDプレーヤーをSONYは消し去ってしまうのでしょうか。 今、SONYはスーパーオーディオの製作に意欲的ですが、少なくともこのモデルはもっと長期に渡って供給しつづけて欲しかった製品です。

値段は、本体定価120,000円。本体の他に、オプションとして、「リッド」(蓋・コーリアン)定価14,000円。 「スタビライザー」(黄銅製)定価7,000円。 「スタビライザー」(コーリアン)定価4,000円。 も、買いました。

※「コーリアン」は、米国デュポン社の登録商標です。


以下、工事中です。m(__)m

cdp-x5000/body_ue.jpg これがオーディオマニア垂涎の逸品。SONY製の「CDP−X5000」です。正面斜め上より撮影。 天板にあるアクリル製の蓋を「手」でスライドさせ、あらかじめ入っているスタビライザーを一旦外してからCDをセットし、再度スタビライザーを載せて、蓋を元通りスライドさせて閉めて「PLAY」ボタンを押すと、アクリルの蓋ごしに回転しているディスクが見られます。
cdp-x5000/body_nanameue.jpg 斜め上から見た図です。ご覧の通り、後方に細長く伸びるボディをしているCDプレーヤーです。
cdp-x5000/body_ashi.jpg この画像では分かりにくいかもしれませんが、CDP−X5000に標準で付いてくる足(インシュレーター)は、あまりにも頼りないです。そこで、アフリカコクタン(木製)のインシュレーターを使い、前方2点、後方1点の3点支持で、CDプレーヤーを支えています。 インシュレーターを使いこなすには「技」が必要で、丹念にベストと思われる場所3点を見つけ出しプレーヤーをバランス良く、支持しなければなりません。 因みに、私はいまだに「ベスト」と思われる3点を見つけ出せずにいます。
cdp-x5000/enter_open.jpg アクリルの蓋をスライドさせるとこうなっています。真中の金色のは、標準で付いてくるスタビライザーです。SONYの光学系固定方式ですので、内部右にはピックアップレンズがあります。 蓋を空けている時は、ピックアップがむき出しですので、ほこりが入らないように注意しなくてはなりません。 また、内部に何か落として、ピックアップを傷つけたら悲惨です。蓋を空けている時は細心の注意を払います。
cdp-x5000/option_box.jpg オプションのリッド(蓋)とスタビライザー(×2種類)の外箱です。
cdp-x5000/sutabi_all3.jpg これが、CDP−X5000専用のスタビライザー3種です。左上が「黄銅」製。ロックやポップスには最適な音色で聴かせてくれます。 右上は「コーリアン」製で、アナログオーディオを彷彿とさせる音色を奏でます。SONY曰く「女性ボーカルを鑑賞すのに最適」だそうです。 下の真中のは、標準で付いてくるスタビライザーです。標準のスタビライザーが一番繊細な音色を奏でる感じがします。
cdp-x5000/foxtrot_set.jpg CDを聴くには、蓋を空けてディスクをセットします。因みにスタビライザーをセットし忘れると動作しませんので、必ずスタビライザーはセットします。
cdp-x5000/hyojyun_stb_set.jpg 標準のスタビライザーをセットしました。
cdp-x5000/a5000_stb_set.jpg 黄銅製のスタビライザーをセットしました。
cdp-x5000/b5000_stb_set.jpg コーリアンのスタビライザーをセットしました。
cdp-x5000/playing.jpg 再生中はディスクとスタビライザー・・・つまり、ディスクがスタビライザーに抑えられて右にスライドし、再生が進むにつれて定位置に戻るように動作します。
cdp-x5000/huta.jpg これが、コーリアン製の重量級リッド(蓋)です。この蓋とアクリル製の透明の蓋を取り替えてみると、コーリアンのほうが低音にチカラが入って、私はアクリルよりコーリアンの蓋で再生する方が好きです。
cdp-x5000/huta_set_harfopen.jpg コーリアン製の蓋も、アクリル製と同じく、手でスライドさせます。写真は半分スライドさせた状態です。別に半分スライドさせるとどうなると言うものではないのですが。(^_^;)
cdp-x5000/huta_set_close.jpg 再生時には、コーリアン製の蓋がどっしりと居座っていますので、中は見えません。しかしこの白い蓋は目立ちますね。(^_^;) 金色のボディに白い蓋が乗っているというのもなんか不思議な感じです。


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