スティーヴ・ハケットが抜けたジェネシスのギタリスト
「ダリル・ステューマー」のソロアルバム「Steppin Out」
1989年リリース。

2曲目の「I Don’t Wanna Know」は
フィル・コリンズの曲のカヴァー。ただし、インストゥルメンタル。

6曲目の「Night Flyer」はジェネシスの曲「ママ」の
要素にダリルの手が加えられた曲。

アルバム全体を通して聴くと、スティングやウェザーリポート等に
インスパイアされて作られた曲もあり、ダリルの音楽に対する幅の広さが
感じ取れる。

参考資料:CDの日本語ブックレット。(中野 ジロウ氏が執筆)

フランスの女性ヴォーカリスト「Jeanne Mas」のアルバム
「Les Crises de l’Ame」1989年リリース。

このアルバムの凄いところは、ドラムスに「マヌ・カチェ」
ベースに「トニー・レヴィン」、ギターに「デヴィッド・ローズ」
と言う具合に、ピーター・ガブリエルのアルバムやツアーで
おなじみのメンバーが参加していると言うところ。

肝心の楽曲の方はどうかと言うと、、、あえてノーコメントで。(笑)

因みに、私が買ったのはリリース直後に渋谷の輸入盤ショップで購入しました。
既に廃盤のアルバムかと思っていたら、アマゾンのサイトでまだ売ってました。

何と!ピーター・ガブリエルの右腕とも言われる
デヴィッド・ローズが、日本人ミュージシャン「井上 鑑」と
アルバムを作り上げてしまった。1989年リリースでタイトルは、
「Head, Hands and Feet」全10曲収録。

井上 鑑氏は非常に絶対音感が強く、何かのテレビ番組でデパートに
行く事が出来ないと言っていた。
なんでも、店内のBGMや人の雑踏、子供の泣き声などが全て
音符になって頭の中に入って来るらしい。
才能が有り過ぎるのも、たいへんなんだなと思いました。

ピーター・ガブリエルを商業的成功に導いた、名プロデューサー
「ダニエル・ラノワ」のソロ・デビュー・アルバム「ACADIE」
1989年リリース。全12曲収録。

アルバム全体を通して、非常に大人なロックミュージックを
聴かせてくれる名盤と言えるアルバム。

この人の功績が無かったら、ピーター・ガブリエルの「So」の
成功は無かったろうし、「U2」の「ヨシュア・トゥリー」も
プロデュースしてしまうほどで、ロック界の要人だと思います。

ようやくネットオークションでUSA盤のダニエル・ラノワの
2ndアルバム「FOR THE BEAUTY OF WYNONA」を
落札する事が出来ました。
手元に届いてから、まだあまり聴き込んでいないせいかも
知れませんが、ファースト・ソロ・アルバムの完成度には
達していないような感想を持ちました。
もっとじっくり聴き込めば「スルメ効果」で良さが分かるのかも
知れませんが、第一印象は1stを超えられなかった気がします。

因みにこのUSA盤は、ジャケットの女性の胸の部分に修正がされています。
確かUK盤は無修正で発売されました。
日本国内盤がリリースされたかどうかは分かりません。

1994年リリース「Roberto Laneri」のアルバム
「Memories of the Rain Forest」です。

このアルバムの特筆すべき点は、1曲目の
「JUNG IN AFRICA」です。

そう、「JUNG IN AFRICA」とは
ピーター・ガブリエルが4thアルバムを制作している途中での
「THE RHYTHM OF THE HEAT」の仮題です。

このアルバムでは、Roberto Laneri風味にテイストされた
同曲が、約9分50秒に渡って聴く事が出来ます。
ピーター・ガブリエルの曲と聴き比べると面白いと思います。

ダニエル・ラノワの3枚目のソロ・アルバム「SHINE」
2003年リリース。全14曲。(含むボーナス・トラック)

セカンド・アルバムからこのアルバムまで
約10年もソロ・アルバムを出してなかった、との事。
ファンは待ち焦がれていたのではないでしょうか。

国内盤のCD番号は「EICP−204」歌詞・対訳付き。
解説 : 宮子 和眞
対訳 : 染谷 和美

ピーター・ガブリエルに「ベースの帝王」とまで言わせる
トニー・レヴィンが、テリー・ボジオ(ドラムス)と
スティーヴ・スティーヴンス(ギター)と組んだユニット、
名付けて「ボジオ・レヴィン・スティーヴンス」のアルバム
「ブラック・ライト・シンドローム」です。

海外では1997年にリリースされていたものの、
日本では発売が遅れて、2003年にリリースされました。

全曲インストゥルメンタルでギターバリバリのパワフルなアルバムです。

解説 : 落合 隆
テリー・ボジオのコメント掲載
同対訳 : 川原 真理子

トニー・レヴィンが2000年にリリースしたアルバム
「ウォーターズ・オブ・エデン」です。
日本盤のみボーナストラック1曲収録。
インストゥルメンタル・アルバムになっております。

(↓帯のコメントより)
希代の名ベース/スティック奏者、トニー・レヴィンの新作は、
メロディ重視の「唄うベース」アルバム。大地や海原や天空を
イメージさせる広大なスケールのサウンドが魂を開放する。
(↑帯のコメントより)

解説 : 櫻井 隆章
トニー・レヴィンによる解説付き。(対訳は、大田 大輔)

トニー・レヴィンの2002年作品は「ピーセズ・オブ・ザ・サン」

(↓帯のコメントより)
ベース/スティック奏者、トニー・レヴィンが奏でる
たゆたうメロディーとプログレッシヴなリズム。
ピーター・ガブリエル・バンドのラインナップにより制作された
透明感に満ちたサウンドが広がるサード・ソロ・アルバム。
日本盤のみのボーナス・トラック1曲、別ヴァージョン曲2曲収録

参加メンバー
ラリー・ファスト(シンセ)、ジェシー・グレス(ギター)
ジェリー・マロッタ(ドラムス)
カリフォルニア・ギタートリオ(ギター)

解説 : 坂本 理
トニー・レヴィンによる解説付き。
(対訳は、Marie Nishimori)

2003年ついにトニー・レヴィン名義の2枚組みライヴCDが
リリースされました。タイトルは「ダブル・エスプレッソ」
しかも日本盤のみボーナス・トラック収録です。

CD番号 : UICE−1041〜42
日本語解説付きですが、解説を執筆した方の名前がありません。

「バック・イン・NYC」や「I Go Swimming」も
演奏しています。
ラリー・ファストやジェリー・マロッタも参加してのライヴです。


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