今日は、未来ある、将来がある、若者。10代、20代の若者に49歳のヲヂサンから贈る言葉を書きたいと思い、PCに向かっています。
10代、20代の頃は、特に10代の頃は、精神的に不安定な時期だと思います。それは、反抗期・思春期などを迎えるから、必然な事です。それはそれとして、置いておいて、特に10代の若者に贈りたい言葉は「何でも良いから、何かの分野で、ナンバーワンになれ!」と言う言葉です。
10代と言えば、まだ学生の人がほとんどでしょう。まあ、中には中卒・高卒で働いている10代もいますが、大概は学生ですね。学生なら、別に、国社数理英すべての教科に於いてナンバーワンになれ、とは言いません。自分は国語が得意だから、国語でナンバーワンになる。自分は数学だ。自分は英語だ。或いは、体育だとか、音楽だとか、美術だとか、技術だとか。。。イロイロとナンバーワンになれる道はあります。繰り返し書きますが、全てに於いてナンバーワンになれ、とは言いません。なんでも良いから、何かで誰にも負けないナンバーワンになれ、と言う事です。
いや~、自分は勉強は全部だめだから・・・。運動音痴だから・・・。音楽も音痴だから。
じゃあ、ナンバーワンになる道は全く閉ざされているのか?答えは「否」です。ナンバーワンになる道が全く閉ざされている人生などこの世には有りません。何かで必ずナンバーワンになれる道があります。
たとえば、勉強も運動も音楽も美術も苦手なら、じゃあ学校を1年中、1日も休まず通う「皆勤賞」と言うナンバーワンがあるではないですか。或いは、別のナンバーワンもあります。朝、学校に誰よりも朝早く通学するナンバーワンとかです。毎朝6時に起きて学校に行く。或いは5時かも知れません。4時に起きないと誰よりも早く学校に着かないかも知れません。でも、それを1年続けてみてください。「俺は(私は)1年間誰よりも朝早く学校に通うナンバーワンになれた」と思えるでしょう。
5位から2位に成れたから、と言って自分を褒める。ふざけるな!1位じゃなきゃダメなんです。自分でこの分野でナンバーワンになる、と決めた以上、1位を死守する事に専念してください。1位の世界から見る景色は想像以上に煌びやかな世界です。
では、何故、私はナンバーワンにこだわるのか?それは「勝つという経験を自分で体験する」と言う事が、若ければ若い程、自分を向上させるからです。「勝ち体験」を経験する事です。一度「勝ち体験」を経験すると、ナンバーツーやナンバースリーでは気持ちが悪くなってくる。目指すはナンバーワンだけです。若いあなたは、コツコツと、「勝ち体験」を積み重ねていって下さい。
手前味噌な話で恐縮ですが、私は高校一年生の時(15歳)高校で一番、美人で可愛い女性を好きになりました。で、その女性と彼氏&彼女の間柄になって、学校で一番の美女と交際させて頂きました。これは「勝ち体験」です。
18歳の時、OA機器の営業職に就きました。1988年の事です。当時はレーザープリンターが出始めの時代で、1台=定価で60万円くらいする商品でした。私はレーザープリンターの営業で、社内でナンバーワンになろうと決めましたが、10カ月くらいで、ひと月に2桁の台数を売り歩く営業マンになりました。これも「勝ち体験」です。
その後、アップルのマッキントッシュコンピューターが凄い、と言う事に目を付け、Mac(マッキントッシュ)の売り上げ成績でナンバーワンになろうと決めましたが、これもナンバーワンになりました。「勝ち体験」です。
巷では、こういうヒット曲が有る事は皆さん、ご存知のはずです「ナンバーワンにならなくてもいい、それぞれが大切なオンリーワン」・・・。10代の皆さんには、「オンリーワン」になってはダメだと言いたい。若いんですから「ナンバーワン」になって下さい。ナンバーツー、ナンバースリー、ふざけるな!オンリーワン、クソ喰らえ。です。
若ければ若い程、何かの分野で「ナンバーワン」に成り「勝ち体験」を経験してください。なんでも良いんです。前述したように、勉強じゃなくても良い。なんでも良い。自分が得意だと思える分野でナンバーワンになって下さい。
「ナンバーワン」じゃなくても「オンリーワン」で良いんだ、と、妥協するのは、70歳か80歳くらいになってから言うセリフです。
若いという事は、未来に可能性があるという事です。時間があるという事です。未来の可能性を、長い時間を、怠惰に過ごして、ナンバーツーで甘んじる。そんな思考回路には陥らないで下さい。ナンバーワンになって初めて、「勝つ」んです。他人に勝つのではないのです。自分に勝つのです。
有名な話で、豊臣秀吉は「自分は日本一のわらじ取りになる」と言う逸話を御存知のはずです。彼は有言実行して、本当に日本一のわらじ取りになりました。そして最後は「将軍」の座にまで登りつめたのです。ナンバーワンです。「勝ち体験」です。
何でも良いのです。他人からバカにされようが、自分で決めた事。その分野でナンバーワンになって下さい。
そうかといって、不良のナンバーワンになってはダメですよ。犯罪者のナンバーワンに成れとも言っていません。
自分が成功する、成功したい、そういう分野で、ナンバーワンを目指してください。先に「オンリーワンで甘んじるのは、70歳か80歳くらいになってから言うセリフだと書きました。
しかし、「ソフトバンクグループ」と言う会社の社長兼会長の「孫正義」さんを見てください。氏は御年、62歳だそうです。60歳を過ぎても氏は、ソフトバンクグループと言う会社を300年持たせるんだ。と言う300年ビジョンと言うのを掲げて、貪欲に、会社をナンバーワンで居続けさせる為に頑張っています。
10代の皆さん。孫正義氏を見てください。氏はナンバーワンです。
少し、職業についても書きたいと思います。今どきの10代の男子の「将来なりたい職業」のトップは「ユーチューバー」だそうですね。ひと昔前だったら「ユーチューバー」なんて、動画を撮ってユーチューブにUPして遊んでいるように見えていたかも知れません。しかし、今では多くの「カリスマ」と呼ばれる、ユーチューバーが存在しています。彼らはナンバーワンです。
先駆者と言うのは「出る杭は打たれる」じゃないですが、先駆者ほど、世間の目は厳しいです。しかし、いざ、ナンバーワンになると、それが「評価」に変わります。素晴らしい評価です。あとから「俺もやっておけばよかった」と、やらなかった事を後悔する人が続々と出てきます。ナンバーワンの座から見る景色を、是非、人生の中で、一度と言わず、二度、三度、或いは、常に、見続けていて下さい。
まだ、10代のあなたは若いのです。無限の可能性を持っています。その可能性をどうか無駄にしないで下さい。勝ってください。勝ち続けて下さい。ナンバーワンの座から景色を見てください。
繰り返し書きます。ナンバーワンは自分がやれる!やろう!やりたい!と思った分野で切磋琢磨して、ナンバーワンの座を手に入れてください。何の分野でも良いのです。「勝ち体験」を経験してください。
あなたの未来は必ず、神々しく明るい未来が開けています。素晴らしい未来が保証されています。オンリーワンに甘んじるのは老後の楽しみに取っておきましょう。10代のあなたが目指すのはオンリーワンではなく「ナンバーワン」です。
どうぞ、明るい未来に向けて無我夢中で突き進んでいってください。
健闘を祈ります。
(終)